(°_°)電子日記帳(°_°)

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【過去日記/映画感想】そこのみにて光輝く【2014/5/2】

昨日、映画を見てきました。

いやー久々に映画館で映画見ました。土竜の唄以来ですねー。

土竜の唄は、三池監督ワールドとクドカン脚本ワールドが邂逅して大変なことになっていました。

下品な内容のシーンもあるにはありますが、まあエンターテイメントだぜっと思えばなんてことはない。

私はおもしろかったですー。

 

今回は打って変わって、シリアス系のヒューマンドラマ的な映画です。

そこのみにて光輝く」という映画です。

 

 

 

 

山奥で石を採掘する仕事をするも、手違いにより部下が事故死してしまい、心の傷を負って仕事をやめた主人公が綾野剛さん。

そんな主人公がフラフラ立ち寄ったパチンコ屋にいて、ひょんなことから仲良くなった坊やが菅田将暉さん。

坊やのお姉さんであり、家計のため身体を売っている女性が池脇千鶴さん。

 

主人公とお姉さんは意気投合して惹かれ合うも、周りの環境がそれを許さず…orz

それぞれが抱えている問題があまりにも大きくて…

それを受け止めつつも、前に進もうとする三人の姿に心が打たれました。

 

このお三方…すごすぎる!

綾野剛さんは、言葉を発さなくても表情で語る感じが非常によかったです。

物静かな主人公という役割でしたが、ほかの作品でベラベラしゃべったりもするのかな?

しゃべったらそれはそれでもうひと味違いそうで、見てみたい気もします。

 

菅田将暉さんは、今作品の中で個人的なMVPを進呈したいです。

というのも、全体的に言葉の少ない物語のなか、よくしゃべる。

彼はチャラチャラした?飄々とした?鬱陶しいけど憎めない、そんな存在であり

時には真面目になったりする、結構難しいようなポジションだったのではないだろうか?

暗い雰囲気のシーンも、彼の存在がスパイスになって暗くなりすぎなかったのでとてもよかったです。

ライダーWのフィリップ君のイメージで止まっていたけど、すごく大人っぽくなっててびびりました。w

 

池脇千鶴さんは文字通り体当たりの演技でした。

「凶悪」のときも思いましたが、幸薄そうな雰囲気を醸し出すのがすごく上手で

最初のシーンから哀愁たっぷりで

後ろ姿の気だるい感じとか、すごくよかったです。

顔も声もかわいいのに大人っぽい。なんともいえない表情がたまらん。

 

何気に脇役?で火野正平さんが出てニヨニヨした。

気のいいおっちゃん役がぴったりですね。

悪役もいいけどね。

 

見た後にいろいろと残る映画でした。

世の中には、社会からの補助を受けたくても受けられない環境のひとも多くいるのかもしれないなーということに気付きました。

 

社会からの補助をうけるために、納めなくてはならないものがあって

納めるために日々お仕事をするわけですが

そのお仕事も、ちゃんとしたところで働けない事情があって

不安定なお仕事をしなければならなくて、

納めるお金が稼げないから補助も受けられず…。

 

今普通に生活できていても、人生何があるかわかりませんので

他人事には思えませんでした。

 

そこのみにて光輝く」の「そこ」ってどこかなーと思って調べたら大まかにふたつほど解釈があることがわかりました。

「そこ(其処)」と「そこ(底)」。

 

私は其処にしっくりきました。

其処とは、この物語の場合は愛する人や家族のそばの事をさしているのではなかろうか?

 

周りからみて不幸そうに見えても、本人たちが幸せだと思えているのであれば問題ないのではないかな…と思いつつ

その考え方も、どこか突き放しているようでなんだかなあと…モヤモヤ…

 

という堂々巡りをするような映画です。(無理やり結んだ

 

GW中もやっているようなので、興味のあるかたはぜひ!