棚橋さんの本読みましたぞっ。
お久しぶりです~(@∀@)
やっとこ日記が書けてヨカッタデス。
「棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのか」感想~
棚橋さんが大学へ進学し、そこから新日本プロレスの入門テストを受け…現在にいたるまでの様々な出来事とともに
その時棚橋さんが思ったこと、とった行動、その後どうなったかを詳しく、そしてわかりやすくて読みやすい文章で綴られている本でした。
スゴイところ①長州力サンの良い人エピソードが載っているっ。
長州さんといえば、最近はバラエティにも出ていておもしろい人なイメージがあるかもですが
個人的には昔は怖かった人というイメージがとても強かったので、ビックリです。
入門テストを受けに来た棚橋さんが当時大学生だったので、長州さんは棚橋さんに対し
入門前にまず大学を卒業することを強く薦める
→棚橋さんは言われたとおり、大学卒業後に入門してプロレスラーになる
→学歴が残ったので、クイズ番組等に呼ばれることになったりプラスなことがいろいろ(@∀@)
というエピソードが…!
この発言には、プロレスラーとしてのキャリアが万が一の怪我等々でうまくいかなかったときのための保険的な意味が含まれていたそうですが
過去にいろいろなレスラー(成功したひとも、そうでないひとも)を見てきたからこその思いやりだったのかもしれません…多分…
スゴイところ②棚橋さんの逆境に対する気持ちがスゴイ
もしかしたら、普通の人は折れてしまうかもしれないレベルの会社の腐敗っぷりも
自分が変えていこう!と思って、行動に起こしていくエピソードがたくさんありました。
その中でもコレは一般人にも有効かも!と思ったことがあります。。
イヤな事があったときに忘れるおまじないを自分で考えて、モヤモヤを翌日に持ち越さないというものです。
自分の話になってしまいますが…マイナス思考でマイナス気分をズルズルっと引っ張ってしまう傾向があるのでちょっとこれは見習います。。
棚橋さんは自分を鼓舞していき、ちょっとずつ、ちょっとずつ前に進んで今のような人気をゲットしていったのはとても素晴らしいですねー。
また、いい意味での天然?鈍感?そんなところもあるなーと思いました。
人前に出る以上、ある意味気にしすぎると潰れちゃうような職業だとも思うので。。。。
スゴイところ③ある時代の新日本プロレスがヤバイかも
ある時代の新日本プロレス…どーなってたんだ!?と思うことがしばしばありました。
中でも驚いたのが、棚橋さんが自分の試合(や試合相手)に対する意気込みを各メディアに発信し、注目を集める努力をたくさん行ってきたのに
直前になってカード変更→告知が水の泡に…しかも来たお客さんからはブーイングをもらうハメに…。
事情はいろいろあると思うのですが、頑張ってプロモーションしてもこういうのが頻発していたのはちょっと…;;
それでも、毎回全力でプロモーションを行っていたのはスゴイ。
今は、試合や興行についてのプロモーションを行う際には、プロレスに興味のない人に
まず興味を持ってもらうため、自分自身をプレゼンして、「こんなヤツいるんだ~」って思わせてから…というような感じみたいです。
ストーリーとかは知らなくても、「あの時のアイツが出てるなら観に行きたい!」と思ってもらえることがあるからだそうです。
※私も応援している団体ではなくてもアルベルト氏が出るなら国内の興行は出来るだけ行きたいデス←
中学生くらいのときに見てたワールドプロレスリングが毎週不穏試合というか
試合中にヒールの誰かが乱入→強制終了みたいな茶番を繰り返してて
なんじゃこりゃと思っていたのですが、その頃じゃーないですよね…?たぶん…。
会社もブシロードとかと手を組んだりしてて色々変わった点もあるかもしれませんが
間違いなくイイ流れがきてるかな~と思います。
昔からのプロレスファンの一部の方々はウーンかもしれませんが;;
飽きられないためにも、どんどん新しい要素を取り入れるのもそれはそれでイイことですし、
汚いお話になってしまいますが、お客さんが増える→利益も増える→イエーイ!だと思いますので…
まとめ
読んでて新日本プロレスの不穏な時代~現在にいたるまでの流れも少し理解できましたし
モチベーションを落とさないためのコツや、辛い状況に対する心の持ち方とか、日常生活を送るために必要な要素も知ることができましたし
棚橋さんの人生観も知ることができましたし
満足しております…!中にはこんなヒドイ先輩がいるのかエピソードもあって
ちょっと見る目が変わりそうなところもありましたが、総合的にイイことが多く書いてあったのでよかったです。
棚橋さんのファンではないのですが、魅力を知ることが出来てとてもよい本でした。
ということで長くなってしまいましたが、そんな感じでした~(強制終了