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【ネタバレあり】アクト・オブ・キリング見た~【後編】

続きデス

前編デス↓

【ネタバレあり】アクト・オブ・キリングやっと見た【前編】 - (°_°)電子日記帳(°_°)

 

おどろきポイント⑤選挙に出るヒト、投票するヒトが容赦なくえげつない

アンワルの仲間(でも、年代的に虐殺には関わっていないっぽい)であるヘイマンが

選挙に出るんですが

ヘイマンとしては選挙に当選→権力をGET→住民達に理不尽な要求をする→お金を渡すので見逃して~という住民からお金をGET

という目的での選挙立候補…えーー????と思ったのですが

さらに驚いたのが選挙活動をするときにヘイマンが投票をお願いしに街へ行くと

住民達が「投票してほしいってことは何か渡すモノがあるんじゃない?何しにきたんだアンタ??」と言い、お金をヘイマンにせびるという風景…えーーーー!?

住民全てがこういうわけではないと思いますが、ちょっとビックリした。。

 

おどろきポイント⑥青年団リーダー・サフィトさん、下衆すぎで賞の受賞決定

当時行われていた虐殺ではある村の住民がみんな殺されて、村も焼き払われてしまったみたいで

そのシーンの撮影時に、青年団(虐殺した側)のサフィトさんがその村にいた女性や子ども達に行った行動を詳しくお話してくれるんですが、、、、

その内容があまりにもひどすぎて心の底から嫌悪感がわき上がりました。

個人の趣味そのものに異議を申し立てるつもりはないんですが、相手はれっきとした人間なんですよ~と…

ちゃんと心があって、痛みを感じるんですよ~と。。。。それなのに。。。

あくまで私のモノサシでの基準?になってしまいますが、この人がお咎めなしで暮らしているのが不思議で仕方ないです…。。。

 

おどろきポイント⑦アンワルさんとアディさんの意識について

たくさんの人々を殺してきた、アンワルさんとアディさんですが

アンワルさんは時々うなされることがあったりするみたいで

そのためお酒を飲んだり、怪しい葉っぱを摂取して踊りながらやり過ごすことも多かったようです。。

そして自分が被害者役をやったら精神的にもまいってしまって、自分のやってきたことが実は良くないことだったんじゃないか?とうすうす気付いたり…(と言う風に見えました)

最後のシーンで、自らが殺害を行った場所で延々と吐きそうになっているのはたぶんそういうことなんじゃないかなと。。。

 

対するアディさんは、この虐殺そのものは、ジュネーヴ条約で戦争犯罪にあたるのではないかと監督につっこまれたところ

「だったらアメリカだって同じようにたくさんのヒトを殺してるけど、問われてないよね?」

「結局は勝った方が正義で、罰せられることはないんだ。現に、今の俺達は勝ったから罰せられてないじゃん」的なニュアンスの返答をしていました。

ただ、自分の家族が同じことをされたら、その相手を憎むだろうな…という見解も示しており

行為そのものについてはお二人とも良いことだとは思っていないけれど

考え方が微妙~に違っているのが興味深かったです。

 

おどろきポイント⑧アンワルさん制作映画の衝撃のラスト

アンワルさん制作の映画のラストシーンで、共産主義者で処刑された亡霊と思わしきヒトが

アンワルさんのもとを訪れて、アンワルさんに金メダルをつけてこのようなセリフを言います。

「私を処刑し、天国に送ってくれて、ありがとう。1000回感謝します!」

当時、軍の敵対勢力だった人も確かにいるだろうけど、その人だって、その家族だって、殺されたくて殺されたわけではないはず…多分…

そのことは殺した側だって、痛いほどわかっていると思います。

このセリフはおそらく、殺した側として思いついた、苦し紛れのセリフじゃないかなと…

軍が支配する社会での英雄として、なんとしてでも、自分達が悪いことをしたのではないということを示す必要があったからこういうセリフになったんではないかなぁと…

そう思うのですが、やっぱり腑に落ちない…orz

で、映画は一応ハッピーエンドで終わる?っぽいです。。。

 

おどろきポイント⑨映画クレジットの異様な光景

エンドクレジットで黒背景にたくさんのスタッフの名前が出るのですが

匿名を意味する「Anonymous」がズラーーーーーーッと…。

名前を出すと危ない、デリケートな題材の映画ですから仕方ないかもしれませんが

初めてこのような光景を見て驚きました。

 

まとめ

と、まあおどろきポイントというか憤りポイントというか

フィクションだと思いたいくらいヒドイエピソードのオンパレードで

感動はまったくできなかったです。。

でも何か揺さぶられるものがあったよーな…

自分の行ったことへ後悔する人、無理やりでも正当化する人がいて人間らしさを感じたのと

状況や時代がこの人たちをこうさせてしまったのかもしれない、とか。。。

今、家族と平和に暮らしている姿を見ると、生まれる時代や環境が違ったら、もっと違う人生だったんじゃないかなーと(人殺しなどせずに暮らせたんじゃないかなーと)思ったりしました。。。。

逆に言えば、時代や環境次第によっては自分含めてこういう人生になりうる可能性もあるのかなという恐怖が。。。



普段の生活では知ることができない他国の知られざる部分を見ることができ、たいへん貴重な作品だとも思いました。

 

で…最後のオチですがTSUTAYA殿のレンタル版は劇場公開版ということで本編が若干カットされているらしいんですよ…

完全版はセル版のみですか!?(T_T)

せっかくなら完全版も見たいのですが、本編はずーっと悲しいエピソードが続くためもう一回見直したいとは思えず。。。。。

購入→おかわりは無いでしょう。

ということで今回のレビューはレンタル版(劇場公開版)レビューということでよろしくどうぞです!!!!←

 

 

ここまで読んでくださってありがとうございましたっ。