「無伴奏」みてきました(ネタバレあり?)
本日は仕事終わりに「無伴奏」という映画を見てきました。
成海璃子さんと斉藤工さんが出ているよ~くらいの事前情報を掴んでLet's視聴!してきたのですが
いろいろな意味で度肝を抜かれました…。
ファッションや、言葉遣いが、古きよきハイカラ感があって良かったです。
また、学生運動的な活動を通じて何かに没頭しているときの自分と、そこから離れたときの自分のギャップ感というか
ふとしたときに俯瞰から自分を見たときにわれに返って空虚感に苛まれているのが
若さゆえのナントヤラというか、みんなが通る道なんだなぁと思いました。
恋したり、友達と友情を築いたり、傷ついたりする中で、時間の経過とともに
どんどんたくましくなっていく成海璃子さんがとてもかっこよかったです。
また、ラブシーンの多さにおどろき…!ヒィー。
今回、斉藤工さんと池松壮亮さんによるラブシーンもありましたが
同性同士のラブな描写が「禁断の愛」と呼ばれないくらいオープンな世の中になってほしいなっと思いました。その後の展開から考えても。
もちろん異性同士のラブな描写も大歓迎でございます。ムフフ。
そういう意味では、ラブな描写満載だったこの作品が公開される現代はすばらしき時代なのかもしれません…
終盤の殺人事件、逮捕、そして自殺という展開には驚きました。
中盤の青春描写が続いていたあたりは「どういう展開で終わっていくのかな」なんて思ってしまったのですが、まさかまさかの展開が連続して起きてビビッてしまいました。
見終わった後はモヤーン。心地よいモヤーン感でした。
愛を貫き通した池松さんと、周りに翻弄されつつもたくましく前向きに進んでいく成海さんと、
やや狂おしい感じを醸している斉藤さんに盛大なる拍手を送ります!
と、簡潔でしたがこのあたりで締めさせていただきます。。