今更ですが香港電影金像奨について思うこと。
今日は筆…いや、キーボードが進みます。←
もうかなり前になってしまいますが、先月上旬、香港のアカデミー賞ともいえる「香港電影金像奨」の授賞式がありました。
受賞した作品についていろいろ思うことがあるのでツラツラっと書いてみます。
■作品賞「十年」について
すごく…見たいです…。
ですが、見る前に香港と中国(政府?)との関係をよく知っておく必要があるかと思います。
そして、知れば知るほどこの作品が「作品賞」を受賞したことの意味がどれだけすごいのか、驚くことになると思います。。おそらく。
ちなみに私はまだあんまり良くわかっていませんが、最優秀賞のプレゼンターさんのスピーチを聞いて、スゴイことになっていることがわかりました。。
日本で上映する日はやってきますでしょうか…ぜひ上映していただきたいのですが…。
短編映画のオムニバスのようですが、結構パンチのきいたエピソードもあるみたいですね。
有名な監督、俳優を使わなくても、たくさんお金をかけなくても、いい作品は評価されるんだーっていう実績を作ったのもとても良いことですね。
日本でもそういう傾向があるといいなぁって思います。
まずこのタイトルがとても素敵かつ怖い…!!
某SNSのかたの情報によると中国の故事成語である「踏雪尋梅」をもじっているようです。
また、この映画は2008年に香港で起きた猟奇的な殺人事件をモチーフにしたようです。
あれ?そういえば、日本でも実際に起きた猟奇的な殺人事件をモチーフにした映画があったなぁ…っと思い出したのがこちら↓
こちらの映画もかなーりグロエロ描写がキツくて、さらに人間関係の崩壊にグワァーっとなったわけですが
事件の全容を知るともっとウボァーな事になっており、戦慄を覚えました…。
が、が、が…!!!!
今回香港でブイブイ言わせている「踏血尋梅」のモチーフとなった事件も、ウィキペディア等々で調べたらかなりウボァーな事件でした。。。
文字に起こすのが怖いくらいです。。自己判断でおググりください、、
どちらの映画にも共通して言えそうなのは、おそらく作り手が伝えたいのは
グロやエロ描写なのではなく、事件が起きてしまうまでの人間の心理描写とかにピントがあっているんじゃなかろうかと妄想中です。
ぜひともそうであってほしいです。。だからこそ評価が高いと思いたい…(冷たい熱帯魚は少なくともそう思いました)
■見たい!見たいよ~TT
ということで「十年」「踏血尋梅」を紹介しましたが、今回のノミネート作品で見たい作品がまだまだあるので
いつぞやの日記から懲りずに訴えかけます!
「葉問3」、「殺破狼2」、ぜひとも日本公開をよろしくお願いします!!
Ip Man 3 Official Trailer #1 (2016) - Donnie Yen, Mike Tyson Action Movie HD
SPL 2: A Time For Consequences - Official Trailer
↑殺破狼2のトレーラーの最後の避けっぷりはトニー・ジャー氏へのリスペクトと思われる…ニヤリ
どちらにも出ているマックス・チャン(張晋)氏、助演男優賞は残念でしたがきっと素晴らしい演技をされていたと察します。
ぜひ、ぜひその演技を見させてください…神様…
ということでマックス・チャン氏が太極拳の大会に出ているときのスゴイ映像を貼り付けてドロンとさせていただきます。
1998年全国武术套路锦标赛男子团体赛 03 003 男子太极拳 张晋(成都体院)
美しい…!!太極拳、難しそう…!!