(°_°)電子日記帳(°_°)

日常の記録及びどーでもいー話をするブログですぞっ。

最近レンタル&サブスクで見た良い作品たち

こんにちは。お久しぶりの投稿となりました。
コロナの影響で、家に居る時間が増えた方も多いと思います。
自分もそうです・・・。(そのあたりは別のエントリで書こうと思います)
そんな中で、家での時間のオトモでお世話になっているのが
宅配レンタル&サブスクリプションです。いろいろなコンテンツがあるのでとても楽しいです。
自分はアジア系映画やドラマばかり見ていますが・・・

今回の日記はこんな生活の中で出会った素晴らしい作品たちをご紹介いたします。

予告+簡易的なレビュー(微妙にネタバレ有)となります。

なるべく長くなりすぎないように注意します(笑)。よかったらご覧ください!

 

 

哀しき獣


映画『哀しき獣』予告編

中国にある、北朝鮮やロシアとの国境にある「延辺」という場所に暮らす朝鮮族の男性が

借金返済のため無茶なことをやらされて色々巻き込まれてしまうつらいお話。。。

「延辺」というと、過去にレビューした「新しき世界」に登場する「延辺の物乞い」をイメージしますが

つらい生活を強いられている方の中に、「闇のお仕事」をしないといけない人々がいるのかも…と切なくなります。

そして、信じていた人の裏切り。主人公目線で見ていると、途中からものすごい不安にかられます。

人生ってなんだったんだろうって思い知らされます。

最初から最後まで、ただただつらい作品でした。コンビニのホットスナックがおいしそうでした。

 

チェイサー


『チェイサー』 予告篇

「哀しき獣」のナ・ホンジン監督の長編デビュー作で、キム・ユンソク氏とハ・ジョンウ氏も出ている作品。

猟奇殺人犯を追う元刑事と追いかけられる犯人の生々しいスピード感のチェイスが見れる映画です。

この世には他人との共感力が著しく低く、やっていいこと悪いことの判断もわからない人がいますが、今作の犯人はまさにソレです。

最初はただの変態だと思っていましたがどうやら変態なだけではなかったようです。

無能警察も見れるし、自分の商売仲間を殺されてしまった元刑事のアツい推理やアツい感情のぶつけあいがとても良いです。

全編を通してものすごい熱量で見れます。これがデビュー作とは思えないくらい完成度高いです。

 

コンフェッション/友の告白


映画『コンフェッション 友の告白』予告編

幼馴染の3人の男性が平和に暮らしているところに、その中のある家族の不和から生まれた悲劇。

友達のためを想って出来る事、しない方がいい事。その葛藤に揺れる3人の友情がつらい。

邦題にもある「友の告白」は、おそらく事件の事ではなく

「幼少期から、ずっと友達の人間性を疑いながらも仲良くしてきていた」事を伝えるシーンのことなんだろうなと思います。

あのシーンの間のとりかたや二人の表情がとても印象的でした。

何でも思ったことを言い合える友達。悪いことは悪いよって言ってくれる友達。

友情ってなんだろうな?って思い知らされる作品でした。

私の推し俳優のチュ・ジフン氏の顔芸がすばらしかったのも忘れがたいです。

 

アシュラ


韓国ノワール最高傑作/映画『アシュラ』予告編

汚職市長と、その忠犬の汚職刑事と、検察との三つ巴ノワール

いつの世も、権力が強い者についていくのが一番の世渡り術。でも限界はあるのです。

この作品の素晴らしいシーンはいくつかありますが、今回ピックアップするのは汚職市長がノーパン+Yシャツで自分の思惑を説明するシーン。

多くの人が、「気心も知れぬ他人の目の前でノーパンになって堂々と自分の考えてることを説明する」なんてことはしないと思います。

なぜ汚職市長がこんなことをするかというと部下たちのことを他人としてみていない…というか人間としてみていないから。別に恥ずかしくないんです。

あっ長くなってしまいそう。。。ちょっと急ピッチで。。

すごい勢いのカーチェイスシーンや、新旧の「忠犬」である主人公とかわいい後輩の肉弾戦シーンもオススメです。

全体的に大味ではありますがリアルで生々しい尋問シーンなども醍醐味です。

主人公は囲碁×アクション映画の名作「神の一手」のチョン・ウソン氏で、「新しき世界」の兄貴ファン・ジョンミン氏や「哭声」主演のクァク・ドウォン氏も出ています!

私の推し俳優のチュ・ジフン氏のナメてる顔芸もたくさん堪能できます!

 

九龍猟奇殺人事件


九龍猟奇殺人事件(予告編)

こちらの作品は香港で実際に起きた殺人事件を基に作られた事件のヒモを解いていく作品です。

犯人は自首しているので、謎解き要素は特になく「なんでこんな事件が起きてしまったのか?」事件の経緯を探していくというストーリーです。

まず・・・この作品を見て思ったことは「孤独」って何よりも怖いものだなということ。

さらに事件の被害者になってしまった少女はまだ16歳でした。

思春期で多感な時期にどうしようもない孤独感を手にしてしまったときどうなるかというと・・・。

頼れる人を探します。そしてそれの多くが、余裕のある大人の異性になることが多いのかなと思います。

いま日本でも家出した少女が「神待ち」したりしてますよね。あんまり他人事でもないような事件に思いました。

そして犯人の演技がまたすごかった。本当にどこにでもいそうな人で。

犯人役のバイ・ジー氏は元々舞台俳優さんで、今作が映画デビューだったとか。すごい!

時系列がときどき動いたりとかで、ん?ってなるかもしれないので事件の概要を調べてから見たほうがいいかもしれません。

また、クリストファー・ドイル氏が撮影した映像ということもあり、全体的にエモいです。

グロ描写はありますが、園子温監督作品よりはマイルドなのでご安心ください。(笑)

 

おわりに

ここに書いたとおりで、最近は韓国映画ばかり見ている気がします。

(最後の九龍猟奇殺人事件は香港映画ですが…)

なんか他国の映画を見るのって、行ったことがないからか

他国の文化の違いとかを見ることができてすごく楽しくて、ついつい。

邦画も見たいのがいくつかあるので、この家時間のうちのどこかで見たいです。

ここまで読んでくださりありがとうございました。